ガヨマウンテンコーヒーってどんなコーヒー?インドネシアコーヒー好きの方におすすめの豆3選をご紹介!

インドネシアの希少なスペシャルティコーヒー、ガヨマウンテンコーヒーをご紹介します。

希少な高級インドネシアコーヒー、ガヨマウンテンコーヒーとは?

ガヨマウンテンコーヒーをご存じですか?ガヨマウンテンコーヒーは、日本ではまだあまり知られていませんが世界のコーヒー通には良く知られた希少なインドネシアコーヒーです。ガヨマウンテンコーヒーがどんなコーヒーなのかご紹介します。

インドネシアコーヒーの一種です。

コーヒーは、赤道をはさんで南北 25 度の間の「コーヒーベルト」に位置する国々で生産されています。

世界最大の生産国(2021年)はブラジルで、世界のコーヒーの約3割がブラジル産だそうです。やはりというか予想どおりという感じですね。第2位は、どこでしょうか?答えはベトナム。ちょっと意外ですね。
ベトナムに次ぐ世界第3位の生産量を誇るのが、インドネシアです。ガヨマウンテンコーヒーは、インドネシアコーヒーの一種です。

インドネシアのアチェ州ガヨ高原で生産されるコーヒーです。

ガヨマウンテンコーヒーが生産されている具体的な地域は、スマトラ州西北端にあるアチェ州中央部のガヨ高原です。ガヨ高原の中心地である中アチェ県タケゴン市は、美しい山々とラウトタワル湖に囲まれた風光明媚な土地です。大規模な経済開発は進んでいませんが、それがなんとも言えない魅力。まるで桃源郷のようなところです。現地のコーヒー生産者さんは、この桃源郷のようなタケゴンで毎日コーヒー生産に励んでいます。

アラビカ種のコーヒーです。

コーヒーには、大きく分けてアラビカ種とロブスタ種という二つの品種があります。一般に、アラビカ種は美味しいが高地でしか生産できず病気に弱い、ロブスタ種は低地で生産でき病気に強いが飲み方によっては美味しくないと言われています。ロブスタ種は、缶コーヒーに使われることが多く、ロブスタ種の生産が盛んなベトナムではベトナムコーヒー(独特のフィルターを使いコンデンスミルクを入れて飲むコーヒー)として飲まれたりします。

インドネシアでも暑さと病気に強いロブスタ種の生産が主流ですが、ガヨ高原など一部地域ではアラビカ種が栽培されています。日本ではガヨ高原で生産されたコーヒーのうちアラビカ種のみをガヨマウンテンコーヒーと表示してよいことになっていますので、ガヨマウンテンコーヒーはアラビカ種のコーヒーです。日本で一般的なペーパードリップなどで、美味しくお飲みにいただけます。

他のインドネシアコーヒーより美味しいの?

日本で良く知られている有名なアラビカ種のインドネシアコーヒーは、マンデリンとトラジャです。

マンデリンコーヒーの特徴

スマトラ島北部で生産されるマンデリンです。インドネシアでは、コーヒーチェリーと言われる果実からコーヒーを取り出す精製方法としてWet-hulledを言われるインドネシア独特の方法が採用されることが多いのですが、Wet-hulledで精製したマンデリンコーヒーは酸味が弱く強いコクと苦味(大地の香りのような味)を感じます。コクを楽しむために、中煎りから深煎りで長めに焙煎する一般的です。

トラジャコーヒーの特徴

生産量は少ないですが、スラウェシ島で生産されているトラジャも日本ではとてもよく知られています。トラジャコーヒーもコクを楽しむために、中煎りから深煎りで長めに焙煎するのが一般的です。

ガヨマウンテンコーヒーの特徴

Coffee Farm
ガヨマウンテンコーヒーは、マンデリンコーヒーが栽培される北スマトラ州のすぐ北にあるアチェ州のガヨ高原で生産されています。マンデリンと隣の州で栽培されているにもかかわらず、その特徴は大きく異なります。ガヨマウンテンコーヒーは、コクや苦みよりもフルーティな香りと良質な酸味と甘みに特徴があります。マンデリンやトラジャより少し浅めの中浅煎りで焙煎することにより、その特徴を最大限楽しむことができます。

どれが美味しいの?

私はガヨマウンテンコーヒーが一番好きですが、正直言ってどれも美味しいです!好みの問題だと思います。時と場面に応じて違う銘柄を飲み分けるというのも、コーヒー通ならではの楽しみ方かもしれません。

コクや苦みが強いインドネシアコーヒーが好きな方におすすめのガヨマウンテン・スペシャルティコーヒー3選(サードウェーブコーヒー好きの方にもおすすめ)

サステイナブル・ガヨコーヒーでは、精製方法が異なるさまざまなガヨマウンテンコーヒーをお取り扱いしております。同じ産地の豆であっても精製方法によって異なる味をお楽しみいただけます。初めての方には下記商品をお勧めしますが、別の商品で異なる味わいをお楽しみいただければ幸いです。

コクがあるガヨマウンテンコーヒーを試してみたい方

Olif Wet-hulled
マンデリンやトラジャのようにコクのあるコーヒーが大好きだが、ガヨマウンテンコーヒーの新しい味に挑戦してみたいという方には、Olif Wet-hulled(中煎り)をおすすめします。マンデリンで一般的な精製方法(コーヒーチェリーから豆を取り出す手順)であるWet-hulledで精製した豆です。マンデリンのようにコクと苦みが強く感じられますが、控えめながらもガヨマウンテンコーヒー特有のフレーバーを感じることもできます。

コクとフレーバーがあるガヨマウンテンコーヒーを試してみたい方

Olif Wet-hulled(中煎り)よりもうガヨマウンテンのフレーバーを感じてみたい方は、Olif Wet-hulled(中浅煎り)をお試しください。マンデリンのような大地の味を感じつつも、ガヨマウンテンコーヒー特有のフレーバーをお楽しみいただけます。

スッキリしつつも苦みのあるガヨマウンテンコーヒーを試してみたい方

コクよりもさっぱりした苦みを追求したい方には、Zikri Fully Washed(中煎り)をおすすめします。良質な苦みとさっぱりした後味をお楽しみいただけます。お口にあうようでしたら、ぜひZikri Fully Washed(中浅煎り)もお試しください。

おすすめ商品をお求めの方へ

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